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2025/06/05

椎間板性腰痛について

椎間板性腰痛(ついかんばんせいようつう)は、腰椎の椎間板(背骨の骨と骨の間にあるクッションのような軟骨)が損傷・変性して引き起こされる腰痛です。主な症状は以下の通りです:



椎間板性腰痛の主な症状:
1. 腰の鈍い痛み
• 長時間同じ姿勢でいると悪化(特に座っているとき)。
• 動作開始時(起床時や立ち上がるとき)に強くなることがある。
2. 姿勢による痛みの変化
• 前かがみになると痛みが強くなる(椎間板に圧力がかかるため)。
• 立っているよりも座っている方が痛いことが多い。
3. 慢性的な腰痛
• 数週間〜数ヶ月にわたって続く。
• 急性ではなく、ジワジワと痛みが悪化することが多い。
4. 下肢への放散痛はない or 軽度
• 椎間板ヘルニアと違って、坐骨神経痛のような脚へのしびれや強い痛みは基本的に伴わない。
• ただし、進行すると周囲の神経を刺激し、軽い放散痛が出ることもある。
5. 運動制限
• 腰を反らす、ひねる、曲げる動きが制限される。
• 運動や日常生活で違和感や不快感を感じる。



補足:
• 原因:加齢や過度の負荷、姿勢の悪さ、外傷などにより椎間板が変性・損傷。
• 診断:MRIやX線での画像診断、徒手検査(前屈や後屈による疼痛誘発)で行います。
• 治療:保存療法が基本(安静、リハビリ、薬物療法)。難治性の場合、手術も考慮されることがあります。
椎間板性腰痛について
椎間板性腰痛について

2025/06/01

ギックリ腰について

ギックリ腰(急性腰痛)の発症から1週間経っても座っているときに痛みが残っている原因はいくつか考えられます。以下に主な原因を挙げます。



🔹 1. 炎症がまだ完全に治っていない

ギックリ腰は筋肉や靭帯、関節などの急性の炎症です。通常、炎症は数日から1〜2週間程度で治まりますが、無理をしたり安静が不十分だった場合、炎症が長引くことがあります。



🔹 2. 座位の姿勢が腰に負担をかけている

座っている姿勢は、実は立っている時よりも腰椎への圧が強いです。特に以下のような場合は痛みが出やすくなります:
• 猫背になっている
• 椅子が合っていない
• 長時間座りっぱなし



🔹 3. 筋肉のこわばり(筋緊張)や痙攣が残っている

ギックリ腰の後は、周辺の筋肉が「守ろう」として過剰に緊張します。その結果、**筋肉のこわばりやトリガーポイント(しこりのようなもの)**が残り、座っている時に痛みを感じやすくなります。



🔹 4. 関節の可動性が低下している

腰椎や骨盤の関節が硬くなったり、うまく動かなくなると、動作や姿勢に負担が偏って痛みが残りやすくなります。



🔹 5. 他の問題(椎間板ヘルニアなど)が隠れている可能性

ギックリ腰と思っていたものが、実は椎間板ヘルニアや狭窄症の初期症状であることもあります。特に、次のような症状があれば注意が必要です:
• 足のしびれや筋力低下
• 排尿・排便障害
• 痛みがどんどん悪化している



✅ 対処法(医療機関受診の目安も含む)
• 無理な姿勢や長時間の座位を避ける
• こまめに姿勢を変え、軽く歩いたりストレッチする
• 温めて血流を良くする(痛みが強くない場合)
• 痛みが強い・悪化している・しびれがある場合は整形外科へ受診を
ギックリ腰について
ギックリ腰について

2025/05/25

腰椎分離症について

腰椎分離症(ようついぶんりしょう)は、腰の骨(腰椎)の一部が疲労やストレスでひび割れたり、骨が分かれてしまう状態です。特にスポーツをする10代の若者に多く見られます。

わかりやすく言うと:

腰の骨には、「椎弓(ついきゅう)」という後ろ側の部分があります。ここに繰り返し強い力がかかると、骨に小さなひび(ストレス骨折)が入ります。それが「分離」と呼ばれる状態になります。

主な原因:
• スポーツ(特にジャンプや腰を反らせる動きが多い競技)
• 成長期の骨の弱さ
• 姿勢の悪さや体の使い方

症状:
• 腰の痛み(特に運動中や後)
• 反ったり、ひねったりすると痛い
• 痛みが長引くこともある

治療:
• 安静(スポーツを休む)
• コルセットで腰を固定
• ストレッチやリハビリ
• ※重度の場合、手術が必要なこともあるがまれ
腰椎分離症について
腰椎分離症について

2025/05/22

姿勢について

こんにちは!
もりもと整骨院の森本春樹です!

背中の痛みの原因は、姿勢・呼吸・腹筋にあった?根本改善のポイントとはについて書いていきます。

背中の痛みを感じたことはありませんか?

肩こりや腰痛ほど注目されないけれど、「背中だけがつらい」という患者様の相談も意外と多いんです。

今回は、そんな背中の痛みが出やすい人の特徴と、その改善ポイントについて解説します。

背中の痛みの原因① 姿勢の崩れ

まず多く見られるのが、姿勢の問題です。

特に「スウェイバック」や「反り腰」といったタイプの姿勢は、背中に大きな負担をかけます。

スウェイバックでは、骨盤が前方にスライドし、上半身が後ろに倒れたような「くの字」姿勢になります。

この状態で過ごしていると、背中の筋肉や胸椎(背中の背骨)に負荷がかかり、痛みにつながります。

反り腰では、骨盤が前傾し、胸を張るような姿勢になります。

腰を反らせる力に引っ張られ、背中もグッと起き上がるような状態になります。

これも背中への負担が大きく、筋肉の固さや痛みを引き起こします。

背中の痛みの原因② 呼吸の浅さ

呼吸が浅い人も、背中に痛みを抱えやすい傾向があります。

特に「息をうまく吐けていない人」は、肋骨が動かず、肋椎関節(肋骨と背骨の関節)が固まりやすくなります。

この関節の動きが減ると、周囲の筋肉がどんどん硬くなり、結果として背中の痛みへとつながります。

深い呼吸をすることは、背中の動きや柔軟性を保つためにも重要です。

背中の痛みの原因③ 腹筋の弱さ(使えていない)

意外かもしれませんが、腹筋をうまく使えていない人も背中を痛めやすいです。

腹筋が弱いと、骨盤を正しい位置に保てず、姿勢も崩れがちになります。

反り腰の場合、腹筋が使えるようになることで、骨盤の前傾を抑え、腰の反りをサポートできます。

スウェイバックでは、腹筋を使うことで骨盤を後ろに引き戻し、体を正しい位置に整えることができます。

さらに、腹筋を使うことは呼吸の改善にもつながります。

そして“相反神経抑制”という体の仕組みにより、腹筋がしっかり働くと反対側の背中の筋肉がゆるみやすくなるんです。

これは自然な神経の働きによるもので、腹筋が活性化されることで、背中の緊張が取れていくという流れになります。

まとめ

背中の痛みが気になる人には、以下の3つの要素が関係していることが多いです。

1・スウェイバックや反り腰といった姿勢の崩れ
2・息をしっかり吐けないなどの呼吸の浅さ
3・正しく使えていない腹筋の弱さ

これらの要素はそれぞれがつながっていて、どれか1つを改善することで他の問題にも良い影響が出ることが多いです。

「背中がつらい」と感じている方は、ぜひこの3つのポイントに目を向けてみてください!


当院では猫背で悪くなった姿勢を矯正することによって正しい姿勢に改善して綺麗な姿勢にしていきます。

また、簡単なセルフケア方法や日常生活での身体の使い方なども、ご提案もさせて頂いておりますので、気になる方は是非お待ちしております。




頭痛、肩こり、腰痛、猫背、反り腰、姿勢改善、産後の歪み等々、、、
お身体の悩みを根本から改善させたい方におすすめ!
浜田市で整体をお探しの方にもおすすめ!
「もりもと整骨院」にお任せ下さい。
姿勢について
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2025/05/18

姿勢改善と腰痛予防

こんにちは!
もりもと整骨院の森本春樹です!

今回は姿勢改善と腰痛予防について書いていこう思います。


姿勢改善と腰痛予防
骨盤ケアの代表的な効果は、姿勢の改善および腰痛の予防です。骨盤は体幹の中心に位置しており、上半身と下半身を支える重要な役割を果たしています。不適切な姿勢や長時間のデスクワークによって骨盤が歪むと、姿勢のバランスが崩れ、腰痛や肩こり、さらに首の痛みといった症状を引き起こしやすくなります。骨盤ケアを継続的に実施することで、骨盤の位置を正しく保ち、脊柱の自然なカーブを取り戻すことができます。これにより、負担のかかりやすい箇所に圧力がかからず、全体的な体のバランスが向上し、痛みの発生を抑えることができます。ただし、骨盤ケアは急激な変化を期待するのではなく、コツコツと続けることが重要です。

当院では猫背で悪くなった姿勢を矯正することによって正しい姿勢に改善して綺麗な姿勢にしていきます。

また、簡単なセルフケア方法や日常生活での身体の使い方なども、ご提案もさせて頂いておりますので、気になる方は是非お待ちしております。




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